ども!
こんにちは!
マックスです!!
前回、今年前半のおさらいを
やったわけですが、
その時点では
まだしばらくドル円は現在の狭いレンジをうろうろするだろうな~、
と思ってました・・・
まあ、しばらくしてからもう一度、
長期ポジションについては検討するつもりだったのですが
アイフォレックスを開いてみると。。。
今週、いきなり動きが出ましたね!
長らく壁となっていた111円前半をあっさり抜き、
113円直前にまで迫りました!
含み益も大きくなってますね。
こうなったことで、
また、ここで利確すべきか悩まなくてはいけなくなりました。
前は週足で見ていたので、
今回はより長いスパン、月足でドル円の流れを見てみますね。
アベノミクス相場で120円を超えたあと、
そこからずっと下げて100円割れ、
トランプ大統領の誕生で一気に浮上するも、
その後のドル安政策で緩やかに下げてきた、
というのがここ数年の流れになっています。
少し注目したのが、
この長期のトレンドラインを上にブレイクしつつある、
ということですね。
これが本物だとすると、
もうなかなかドル円は下がらない、ということになります。
ただし、楽観視はできないというのがマックスの感想ですね。
リスク指標の金価格との比較なんですが、
かつてにくらべて、
リスク時に円が買われにくくなっているように見えます。
金価格は同じ水準なのに、
あとの方のドル円は高めになっています。
これに対する世間一般の見方としては、
米中が貿易「チキンレース」 世界経済への影響は?(J-castニュース)(注1)
このようにドル高によるもの、ということですね。
これまでリスクオフ時には安全資産として円が買われ、
結果円高となってドル円は下がりました。
現在は、円に替わってドルが買われています。
もちろん円も買われてはいますが、
ドルも買われているので相殺され、
ドル円にはあまり動きがない、ということのようです。
ここ数日のドル円急上昇も、
安全通貨のドルが買われたことによるもの、とされています。
現在、アメリカの経済環境はきわめて良好、
しかも、相次ぐ利上げで金利面でもかなり有利な状況です。
安全かつ、持っていれば高利回りということで、
ドルへの選好が進んでいるのでしょうか?
しかし、ドルがひたすら買われているか?
というとそうでもないと思います。
今年3月頃の下げ相場ですが、ドルインデックスも下げており、
ドルが買われている印象はありません。
むしろ、ユーロドルが買われており、
ユーロの買いが進んでいます。
どちらかといえば、有事の円買いが薄れてきている、
といったほうが正しいのかもしれません。
いろいろ書きましたが、
現時点でドル円が大きく下がることはなさそうです。
ただし、ドルの独歩高で、
新興国からアメリカへ資金が移動しているという情報もあります。
次に大きな経済後退が起きるのは、
新興国の経済危機が発端となる可能性もありますね。
これがあまり楽観視できない理由です。
ドル円が上がるのはうれしいですが、
悩みは尽きないということで。。。
それではまた!
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